しおたろうの気ままな生活

レビューを書いたり、好きなアイドルについて語ったり、はたまたメンタルヘルスについて認めたりするごった煮みたいなブログです

不安の種を読みました

今回は中山昌亮先生の「不安の種」シリーズのご紹介です。

 

 

 

 

こちらの作品はホラーなので怖いのが苦手という方はご注意ください💦

 

発売の時系列としましては無印→+→✳︎という順に新しくなっていきます。

 

内容はオムニバス形式です。

 

比較的短いページで終わる話が多いのですが…これが怖いのだ。

 

オカルト的な話もありますが、中には人間が怖い的な話もあったり都市伝説を思わせるストーリーもあったり飽きさせません。

 

意図的に解決せずに締められる漫画ばかりなのでもしかしたら自分の身にもこんなような事が起きてしまうのでは…?とじんわり恐怖が残るのが堪らないですね。

 

+からは読み切り形式だけでなくシリーズになっている怪異やキャラクターがいたり、連作もあったりして更に怖さが増したように思いました。

 

やっぱり人間は理解できないことが一番恐ろしい気がする。

 

もしかしたらご存知の方もいるかも知れませんが5ちゃんねるなどでよく語られる“オチョナンさん”が登場するのもこのシリーズなんですよ。

 

果たして守り神なのかなんなのか…

 

やはり正体が分からないので恐怖は恐怖のまま今もずっと残っております。

 

因みにオチョナンさんが登場するのも+からで、よくよく読み解くと思わぬ所にもオチョナンさんが…??

 

私が何のことを言っているのか分かった時、きっと背筋が寒くなるでしょう…

 

そんな風に言いたくなる程に中山先生の描かれるストーリーは一本ずつは短くとも確実に私の心臓を鷲掴みにしてくれました。

 

視覚的にギョッとさせられる漫画も勿論魅力的ではありますが、私は「え?なんで?なんだったの??」となるストーリーの方がより心惹かれてしまいました。

 

もしかしたらそういう話こそ一握りの真実を秘めているのかも…なんて思ったりして。

 

短編集のような感じなのでサクッと読めてしまうのも利点だと感じました。

 

長いストーリーを追いかけるのは怠い…なんて方にはぴったりじゃないでしょうかね。

 

ただ夜寝る前に読むのは推奨しません。

 

もしそれで夢に何かが出てきても自己責任ですよ。

 

我こそはというホラー好き様は是非ご覧ください。

 

個人的には漫画自体も怖いけど途中挟まれる挿絵にもゾワゾワさせられました😓

 

なんというか生理的に受け付け難い感じ…オカルト的な感じとはまた違って気持ち悪さのある絵(✳︎の中の漫画にもあった)。

 

私と同様の感覚を持つ人がいたら教えてください。

 

その不快感を克服する方法があったら是非お聞きしたいので…