トマトな一日を読みました
今回は立山京先生の「トマトな一日」のご紹介です!
この作品はまだ中学生だった頃に毎月買っていた「なかよし」で連載されていた漫画の中でも特に強烈に記憶に残っていて時々思い出していたので、また改めてまとめて読むことができてとても幸せです😊
実は連載当時はコミックス化されておらず、2016年に復刊ドットコムから刊行されたのが初めての単行本とのこと!
原稿が紛失しているのか当時掲載された雑誌から(だよね?)スキャンされたページもあるのですが、立山先生の作品を全て余さず読めたのはかなり嬉しかったです。
さて肝心の内容の説明なのですが、ザックリ言うとナイスミドルなおじ様(変人揃い)がてんこ盛りなギャグ4コマです!
セーラームーンやCCさくらが連載されてた頃にこの漫画も一緒に掲載されていたと思うと胸が熱くなりますね🤤(笑)
登場人物はダジャレ大好きな坊さん、ホラー好きなドクター鬼龍院先生などなどかなり個性豊かです。
女子のキャラもいるけど作品の9割は男キャラで埋め尽くされているという「なかよし」史上例を見ない作品と言い切ってしまっても良いのではないでしょうか??
非常にシュールなネタが多いのも特徴ですね(この絵面でほのぼのネタもどうかと思うけど)。
あとがきで立山先生が10人中8人が「なかよし」掲載を反対したと言われたとおっしゃってますが、連載を決めた編集の方は大英断!
グッジョブとしか言いようがないですね。
復刊ドットコムでこうして単行本が発売することになったということは私と同じようにもう一度読みたいと熱望する「なかよし」読者がそれだけ多かったのだと思います。
少女漫画誌に載っていたのに少女感0ですが(←)刺さる人にはかなり深く刺さる(?)ギャグ漫画なはずなので、気になる方は是非読んでいただきたい…!
イメージとしては「なかよし」の中でドラクエ4コマで言うところの柴田亜美先生ポジション的な感じ(全く分からない)。
漫画1ページ目の1コマ目からツッコミどころしかない漫画も珍しい気がする(大概4コマはキャラ紹介的な掴みがあってから始まるイメージが強いため)。
立山先生が引退されているのだけが残念で仕方ないですが、あとがき漫画を新たに描いてくださったことだけでもかなり尊いと思ったりして。
こうして再び出会えたことに感謝なのです。
当時読んでいた人もそうでない人も。
是非読んでみてください!