洋介犬の恐怖毒本 脳に焼きつく怪異を読みました
今回は洋介犬先生の「洋介犬の恐怖毒本 脳に焼きつく怪異」のご紹介です。
タイトルからなんとなく察した方もいるかと思いますが、ホラー作品となっております。
怖い話が苦手な方はご注意!
こちらは短い話だと1ページ未満で終わるショートホラーストーリーが沢山収録されているコミックスでございます。
サクサク読める手軽さが非常に良い1冊です。
その怖さはオカルト的なもの、未確認生物を思わせるもの、人間による恐怖など多岐に渡ります。
この本は「誘怪犯」、「誘怪犯紅」、「妖幽戯画」に加筆修正をし再編集されたものだそう。
巻末には投稿された体験談を漫画にした作品もあり「もしかしたら本当にあったのかも…?」と他の作品とまた違ったゾクゾク感を得られるのも良かった点でした。
私元々4コマ漫画が好きなんですが、4コマで恐怖を感じられる作品を作れる洋介犬先生は凄いなあと感じました。
洋介犬先生の絵は精密な感じではなく、デフォルメしてある少し可愛い感じの作風なんですよ。
だから大したことないんじゃね?なんて舐めてかかると割と本気で後悔する気がします。
夜寝る前に読んだら夢に出てきそうなくらいにはインパクトのある漫画ばかりですね。
私は幽霊的な怖い話も好きですが、洋介犬先生の描かれる何気ない日常に潜む異常を感じられるものが特に好みかも。
ネタバレを避けるためタイトルだけ記載しますが、この本に収録されている話では「丸石さん」は実際にありそうな気がしてめちゃくちゃゾワゾワきました。
洋介犬先生はTwitterをされているので、そこで公開されている作品を見て惹かれるものがあれば購入して損はないと思います!
洋介犬先生の漫画はこの本以外にも好きな作品があるのでまたご紹介していきたいと思います😊