果たして男女の友情は存在するのかという話
今回は本などの紹介ではなく、日頃から私が疑問に感じていることについて書き綴ってみたいと思います。
題して「男女間の友情は存在するのか?」です。
割と私の中でははっきりした答えがあって、これはあると考えています。
じゃあそれで良いじゃん…と思われるかも知れませんがちょっと待って😭
少し考察をしたいのです。
男女の友情が成立すると思うのは実際に異性の友達がいるからな訳なのですが、人によって私の場合はイレギュラーな存在だからだろうと感じるかも知れません。
それは何故かと言えば私は同性愛者だからです。
昨今LGBTQの権利向上について語られることも増えたので別に珍しくはないかと思うのですが、私が同性愛者であると聞いた方の中には「同性しか恋愛対象にならないならそれは異性間の友情も成立するに決まっている」と無意識にそんな納得の仕方をした人がいるのではないかと思うのです。
私が今回主題にしたいのはここで“恋愛対象に入る=友情は有り得ない”ということが成り立つかなのです。
これは逆説的に言えば“恋愛対象でなければ友情はありだ”になると思うのですが果たしてそうなのかなあと私は疑問を持っております。
男女の友情がありえないのはまず大前提としてそこに必ず恋愛が付いてくるからという定説がある訳ですが、私はこの考え方に非常に否定的です。
私は同性愛者ですが、同性なら誰彼構わず好きになるわけではありません。
これは異性愛者の方も同じくな方が多いのではないでしょうか。
恋愛感情を向ける相手は無差別でない人が殆どだと思います。
もし仮にみんながみんな誰でも良いと考える世の中だったらば、恋愛をしたいけどずっと独り身でいると言う人はいないんじゃないかな…と過去の自分を思い返して悲しくなってきました(泣いてなんかない)
まあ取り敢えずそんな訳で“恋愛感情を抱かないならば友情が成り立つ”とするならば男女の友情が0ってことはないと思うんですよねえ。
話はここで終わりません。
私はこの手の話題の時に凄くモヤモヤしていました。
男女=恋愛関係になるかもしれないから友情はないなら、同性愛者の人はどういう風にカテゴライズされるんだろうかと実はずっと長らく疑問でした。
勿論私は同性なら誰でも恋愛対象ではありませんし、そもそもモテないので(悲しい)そこを心配する必要は全くないのですが、男女の友情は成立しない派の方々からしたらどのようにそこは考えられているのか非常に気になっていました。
恋愛絡みになりそうな相手とは友情を育めないというのを前提として考えるならば、まず同性愛者は同性の友人を持つことはありえないという話になりますよね(凄く大袈裟に極論で話しています。実際にそう思ってる訳じゃないです)。
異性ならどうかと言えば、ノンケの異性だとするともしかしたら自分が恋愛感情を抱かれる可能性があることを考えるとやはり友情は成り立ちません(凄く大袈裟にry)。
なら異性で同性愛者なら良いんじゃないのー?なんて思われるかも知れません。
でも…あくまで私個人の経験ですが、異性の同性愛者の方(とても分かりにくい表現)と関わる機会ってほぼないのです。
こうなると「あれ?同性愛者って友達できないって言われてる?」みたいな凄くぶっ飛んだ考えになった後に妙に冷静になって「男女の友情なんてそんなもん人によるかも知れんけど当たり前にあり得る概念やん」という結論に至るわけです。
これの何にモヤモヤしてたのかなあと言うと、やっぱり恋愛対象の性別なら誰でもロックオンするのが当然的なゲスい考えが浸透してるのかな…となんだか残念に思ったからなのかも知れません。
まあ確かに友達として付き合っていて突然恋心が出現するなんて場合もあるでしょうし、友達に片想いして辛いくらいなら友情なんて…みたいな心情が生まれるのも分かるんですよ?
ただそれも一つの例ってことであって全てではないと思うのです。
だから、こんなブログ書いてますけど「男女間の友情は存在しない」と思ってる人の気持ちも少し分かるし、全部を否定するものではありません。
ただ一つの例をあたかもこの世の全部みたいに語ってるのを見てしまうとそれはどうなの?とただそれだけなのです。
私の場合は色んな意味で元の性別っぽさが薄いので、友人達は好きなように私を解釈して付き合ってくれている気がします。
それって凄くありがたいなあとも思っています。
男女共に親友もいますし(勝手に思ってるだけですけども)、友達はみんな平等に大切な存在です。
しかし今思ったけど意外と同じセクシャリティの友達少ないかもしれない(笑)
それもまた良きかなと思います😊
今回は殴り書きみたいなお題文でしたがいかがでしたでしょうか??
またちょこちょここういう感じのブログも上げていければと思います😊