やおい君の日常的でない生活を読みました
魔夜峰央先生の「やおい君の日常的でない生活」をご紹介します。
映画にもなった「翔んで埼玉」が収録されている単行本でずっと気になっていて、先日セールになっていたので思いきって購入してみました♪
この本には大まかに分けて3つの漫画が収録されています。
まず「やおい君の日常的でない生活」について。
ちょっぴりSFチックであり、サスペンスな部分もあり、でも良い意味でどこか下らなくて万人に読みやすい話なのかなと思いました。
オチが流石は魔夜先生だとニヤニヤしたのは内緒(笑)
次に「時の流れに」について。
これは間違いなくSFにカテゴライズされる話ですね。
何か衝撃を受けることでタイムトリップしてしまう主人公がある事故の原因を究明するという内容。
よくよく考えたら最初の時点で伏線が張ってあったのかなと思って、思わず唸った作品でした。
最後は「翔んで埼玉」です。
よくOKが出たなと思うくらいの埼玉ディスがこれでもかと出てくる問題作です(笑)
でも何て言うんでしょうか。
笑えるレベルまでやりきってしまっているところがこの作品の凄いところなのかもしれません。
中途半端だと笑えなかったり、傷付く人がいたりするけど、あそこまでやられたら逆に笑いしか起こらない気がする。
魔夜先生が転居しないで話が続いていたらどんな最後になったのかなあと、未完なのが残念で仕方ない作品です。
しかし自分が住んでないならただの悪口漫画になるからとすっぱりやめてしまった魔夜先生の潔さに完敗ですね。
ディスと見せかけて実は愛のこもった1作なのかもしれません。
映画を観たかたは勿論、映画を観ていないという方にも是非オススメしたい1冊でした。
麗しい殿方が好きな方は是非❤️