このかけがえのない地獄を読みました
新年初ブログ!
今年もよろしくお願いします!
しおたろうです。
今回はアッチあい先生の「このかけがえのない地獄」をご紹介したいと思います。
実はTwitterでご本人がアップされていた作品の続きが気になっていたのです。
新年Amazonでウインドウショッピング(?)していたら、丁度Kindle版をセール価格で購入できることが分かり、即購入した次第です。
この作品は短編集となっていまして、珠玉の読み切り作品を5本読むことができます!
どの話も一癖あるんですが、不思議と読み終わったあとに後味が悪いということもなく、なんとなく爽やかな気持ちで読了いたしました。
私が気になっていたのは3話目に収録されている「4番目のヒロイン」でした。
よくあるラブコメをメタ的に描いた作品です。
何故か女子にモテまくる主人公を取り巻く女の子たちの方に焦点が当たったストーリーなんですが凄く新鮮で良かったなあ。
これを読んだらラブコメを読む時の気持ちがちょっと変わるかもしれない(笑)
どの作品も良い味を出してるんですが、その中でも気になったのは「黙れニート」。
この作品だけ少し色が違うような気がしたけど巻末の出典を見たら女性誌で描かれたとあってなるほどと納得してしまいました。
タイトルから身構えてしまいそうな作品が多いですが大丈夫!怖くはない!
ちょっと胸に刺さってしまうお話もあるけど、それもまた善きかな。
その痛みすら心地よい気がする短編集でした。
他にもアッチあい先生の作品が読んでみたくなりました。
おすすめです☺️