ぷくゆりを読みました
今回はマウンテンプクイチ先生の「ぷくゆり」のご紹介です。
こちらはマウンテンプクイチ先生が同人誌で発表された作品を集めた一冊となっております!
実はこれがマウンテンプクイチ先生の作品初体験でした!
タイトルから内容があまり想像できず気になったのと、表紙のイラストに心惹かれまして購入に至ったのです☺️
この単行本には大きく分けると三つの作品が収録されております。
ギャル(?)とおとなしめな少女が少しずつ仲良くなる姿を描いた「ぷくゆり」シリーズから始まり、スマホなどのカメラを通してのみ意思疎通を図ることができる地縛霊とのハートフル(?)なやり取りを描いた「ゆうりい」へ続き、“いじめられっ子”と“いじめられっ子に惹かれて行動を起こした少女”の姿を描いた「ふたり」シリーズで締められます。
どのお話も(ある意味)ギャップが大きい二人が描かれているように感じました。
例えるなら陰と陽?光と影?白と黒??
月並みな表現ですが、そんな風に正反対にも思える女の子たちが少しずつ仲良くなっていく様は非常に萌えます☺️
「ふたり」シリーズはいじめが題材なだけに何処か仄暗さみたいなものも感じるのですが、それすらも合わせて読み物としての魅力を放っているようなそんな気がしました(私がヤンデレチックな話が好きなのもあるかも)。
どの話も私の中で表紙を見た時に感じたような作品ではなくてですね。
タイトルからなんかゆるい日常ものなのかなあと想像したりもしてたんですけど(よく考えたら作者さんの名前から来てるタイトルなのか)良い意味で期待を裏切られた感じだなと思いました。
本の最初に掲載されている「ぷくゆり」シリーズが作者様初めてのオリジナル作品とは恐れ入ります(つまりとても好き)。
恋と友情の間みたいな関係を見るのが好きな方にはオススメしたい一冊となっております。
ちょっぴり性的な描写と言えなくもないページがあったりもするので、苦手な方はご注意くださいね。
気になる方は是非!
オススメです。