おとな地獄を読みました
今回は児嶋都先生の「おとな地獄」のご紹介です!
この本はホラー作品集です。
前回オススメした「おとめ地獄〜ヴァージニア インフェルノ〜」もホラーでしたが、「おとな地獄」の方がゾッとさせられる話がより多いように思います。
オカルティックなストーリーも勿論恐ろしかったですが人間が一番怖いと思わせられるお話の方がより恐怖でしたね。
「おとめ地獄〜ヴァージニア インフェルノ〜」の時と若干絵柄に差があるように思えて、「おとな地獄」はどっちかと言うと劇画寄りの作風のような気がします。
もしかしたら本来の児嶋先生の絵のタッチに近い作品が多いのかな??と思いました。
コメディ寄りの作品もありますが、ホラーのパンチが強くて面白かった(笑えると言う意味で)という読後感は薄かったですね。
児嶋先生の作品も結構スプラッタな展開が多かったりするので、血が苦手な方にはなかなかオススメし辛いですが私はかなり引き込まれた一冊でした。
古のホラーっぽさだったり、サブカルチックな雰囲気のある作品が読めるのでその辺りが好きな人は読んでみることをオススメしたいです!