おとめ図鑑を読みました
今回は児嶋都先生の「おとめ図鑑」のご紹介です!
色んな意味でドキドキが止まらない短編集でございます☺️
私的にこの本では「怪奇大盛!!肉子ちゃん」の読み切りが読めたのが何より嬉しかったです!
勿論その他の漫画も魅力的なお話揃いなのでご心配なく👍
私が特に心惹かれたのは「バツイチゴール」と「だんな地獄」でしょうか??
どちらも結婚生活がテーマになったお話です。
「バツイチゴール」はそのままの意味でも成り立つし、比喩表現としても秀逸だと思えて凄いなと感じました(語彙力の足りなさ)。
「だんな地獄」は結構胸糞展開なお話なのかなあと思いながら読んでいたのですが良い意味で予想がハズレました。
思いやりって大事ねという教訓を得られる作品だと勝手に思っております。
ちなみに「絵本怪談 〜女の花道〜」と「童話地獄 〜人魚姫〜」はホラーと言うよりサブカル寄りな話のように思いました(※個人の感想です)。
この作品集は怖い話もありますが、幾分かマイルドなストーリーが多いので(私が麻痺してる可能性)児嶋作品入門編としてオススメしたいなあ。
あと個人的にポイントが高かったのは児嶋先生のインタビューが読めたことでしょうか。
児嶋先生の作品のルーツに触れられたような気がしてとても良かったです。
私はホラーが実のところ苦手で、怖いもの見たさで読み続けてるところがあるんですが(苦手と言いつつホラー作品を紹介したブログが多いけども)児嶋先生の漫画は怖さの中にもユーモアがあったり、何かしらの教訓を得られたりただ恐怖を感じるだけでない魅力があるように思っていて。
でもそんなこと言って本当に純粋に恐ろしい話にも心をギュッと掴まれてしまうので、色々言い訳をしつつ児嶋都という作家さんに深く惹かれているということなのかも知れません。
だからインタビューでおっしゃっていた本性丸出しで描かれた作品にもめちゃくちゃ興味がありますね。
どれくらい振り切れた作品になるのか…?
凄く読みたいです!
何はともあれ、おとめ(年齢問わず)の想いがたっぷり詰まった一冊。
オススメです!