純生キッドを読みました
今回は児嶋都の「純生キッド」のご紹介です!
ここ数日児嶋先生の作品を多く紹介させていただいておりましたが、そのトリを務めるのがこちらの作品となります。
この作品は今まで紹介してきた作品と作風がかなり異なります。
これは「少年ガンガン」にて児嶋都名義で初めて連載された作品。
ホラー要素は全くない、児嶋式ラブコメディなのです!
90年代のガンガンを読んでいた人にはある種の懐かしさを覚える作品と言えるんじゃないでしょうか。
簡単な内容説明です。
青森から東京へと引っ越しすることになった谷崎純生は、転校先が大好きなアイドル・松原林檎ちゃんと一緒と分かりテンションMAX!!
しかもクラスまで同じで運命のようなものを感じます。
転校初日、転入生珍しさに自分を取り囲むクラスメイトに思い切って林檎ちゃんのことを尋ねると何やらみんなの様子がおかしい…
委員長に至っては林檎ちゃんを悪魔とまで言うではありませんか!
悪口を言うなと反論する純生の背後から現れたのは、彼の知る清純さが売りの林檎ちゃんとは正反対の傲慢女王様!!
それでも好きな気持ちは変わらないという純生に対し林檎ちゃんは辛辣な言葉を浴びせかけます。
一つでも自分を超えられることがあるのかと挑発する林檎ちゃんに全力で挑む純生でしたがことごとく撃沈してしまい…
こんな感じでしょうか。
男の子が奔放な女の子に振り回されまくるお話が好きな人にはなかなかたまらない作品だと思われます!
甘々なストーリーではなく、飽くまで児嶋節のきいたコメディ要素の強い漫画というのがポイントですね。
初めの方に昔ガンガンを読んでいた人には懐かしい作風と書きましたが、それ以外の人にはある意味新しいのかも知れない。
最初に読んだ時、ヒロインである林檎ちゃん性格の尖り具合にびっくりしましたが読み返していくと基本的に媚びない強さがある子かだからカッコいいなと思うようになりました。
そして会う前に抱いていたイメージと全然違っても林檎ちゃんを好きでい続ける純生も良い奴じゃんと好きになれたな。
エンディングは好みが分かれそうな気もしますが私は綺麗にまとまってるなという印象を持ちました。
数年後とかを想像してニヨニヨするのも良い楽しみ方なのかなあなんて思ったりしております。
児嶋先生の新たな一面を感じたい方は是非♪
90年代のガンガンに掲載されていたギャグ作品のノリが好きだった方には特に文句なしにオススメできる一作だと思います☺️
興味がある方は是非読んでみてくださいね😉
オススメです!