ゲイです、ほぼ夫婦ですを読みました
今回は歌川たいじさんの「ゲイです、ほぼ夫婦です」のご紹介です。
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私は歌川さんの「じりラブ」を読んでからずっとファンでして、発売日にこうして新作を読むことができたことをとても嬉しく思っています。
歌川さんと言えば、昨年映画になった「母さんがどんなに僕を嫌いでも」でご存じの方も多いかと思います。
今回の「ゲイです、ほぼ夫婦です」は歌川さんが日々更新していらっしゃるブログを元に描き下ろされた一冊です。
歌川さんが何故ブログを始められたのかなどにも触れられていて、非常に興味深いと思いました。
あまりネタバレをし過ぎると読んだ時の面白味が減ってしまうので深くは書きませんが、やっぱり私にとって歌川さんは尊敬する人の一人だなと改めて感じられる一冊でした。
どうにか願いが叶うなら一度会ってお話ししてみたい作家さんと勝手にずっと思ってます(恐れ多い)。
きっと本に書いていない色んな大変なことが他にもあるのだろうというのは承知ですが、歌川さんとツレちゃん夫婦(敢えてこう書かせていただきます)は私の理想のパートナーの形です。
「ツレちゃんに逢いたい」はこの作中にも登場した自費出版の作品なのですが、あの本は私にどれだけか感動をくれて、勇気をくれたか分かりません。
口さがないことをいう人もいるのかも知れませんが、私は歌川さんの作品に確実に生きる活力を貰っている一人だと断言します。
「ゲイです、ほぼ夫婦です」も読んでたらあっという間で「もう終わっちゃったの??」という位に熱中して読み終わってしまいました。
また歌川さんの著書を読めることを願って。
LGBT関連の話題に興味がある方は勿論、そうでない方にも楽しめる作品だと思いました。
オススメです。