僕だけがいない街を読みました
アニメにもなった作品で、出版された際に話題になっていたのでずっと気になっていた漫画でした。
内容を簡単に説明するのが中々難しい…
危険を察知した時、記憶はそのまま過去に戻ることができる主人公が自らの運命に抗うため行動していく話…と言うと伝わるでしょうか??
ジャンルはSFとミステリが合わさった感じかなと思います。
1巻は正に起承転結の“起”に当たる部分だなと読んでいて感じました。
漫画家として成功できず、バイトで生活をしている主人公が何気ない日常の中で危険を察知して、その危機をどうにか回避していく姿が描かれます。
一人暮らししている主人公の元に突然母がやってきて暫く滞在することになったり、危ない場面を同じバイト先の女の子と一緒に乗り切ったり…一つ一つはそこまで大きな事件という訳では無いんですが、それらがピースとなってハマって行った時に運命が大きく動くのです。
母と買い物に行った先で偶然バイト先の女の子に出会したそのタイミングで“再上映”(自分の不思議な能力を主人公はそう呼んでいる)が起こります。
違和感を見つけられなかった主人公は咄嗟に母におかしなところはないかという様なことを尋ねるのですが…この行動が主人公の未来を大きく変える出来事に繋がるのでした…
1巻のラストに衝撃的な事件が起こるのですが、もうそこから引き込まれ方が半端ない!!
あーもう!
なんでこんなに面白い作品なのにうまく内容の説明ができないんだ😭
実はもしかしたらこの人が犯人かも…?と言うのは序盤から気付いていたんですが、なんかもうそれすら吹っ飛ぶくらい展開が凄いんですよ(語彙力)。
ミステリが好きな人は本当に読んでみて欲しい…
正直1巻読んでる時点ではそんなに派手な話じゃないし、そこまで盛り上がるのかなあ…?なんて侮ってました!
三部先生本当に申し訳ございません!!
もし私と同じような感想だった人がいたとしたら2巻以降まで読んで欲しい。
そこからはもう止まらないっすよ!(※個人の感想です)
先が気になって手が止まりませんでしたもん。
本編は全8巻で、9巻はアナザーストーリーと言うんでしょうか??本編で語られなかった主要キャラのエピソードが見ることができます。
読めばより「僕だけがいない街」の世界観を楽しめると思いますよ😊
そう言えば私、この漫画の前情報は一切なしで知ってるのはタイトルと表紙イラストのみという状態で読み始めました。
気になってる話って前もって内容どんなかなー?と思って調べちゃったりすることもあるんですが、この話は頭まっさらで読んで大正解でした。
タイトルからなんか世界が終わりを迎えたような状況下、廃墟に子供だけが取り残されて懸命に生きる姿を描くみたいな殺伐とした様なストーリーを想像してました😓(何故)
取り敢えずそういう話では無いのでご安心ください!(そんなこと思ってるの私だけだろう)
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