しおたろうの気ままな生活

レビューを書いたり、好きなアイドルについて語ったり、はたまたメンタルヘルスについて認めたりするごった煮みたいなブログです

フロイトシュテインの双子を読みました

今回はうぐいす祥子先生の「フロイトシュテインの双子」のご紹介です。

表題作は、見目麗しい男女の双子の子どもたちが登場…しかしその中身は邪悪そのもの!でもどこか憎めないところもあって…という私得なキャラクターが出てくるホラー作品です。

主人公の桜井がかなり可哀想な作品ではありますが、どことなくユーモアも感じられて好きな一作!

後書きにありましたが「アオハル」という青春を題材にした漫画を主に集めたコミック雑誌に収録された作品が中心のラインナップなせいか、色恋が絡んだストーリーが多いですね。

うぐいす先生といえばスプラッタな作風で知られる作家さんなので、爽やかな青春ものを読んでたら突如血みどろ作品が出てきた!となれば、それは苦手な人には辛かっただろうな😓と思いましたが、毒々しさは他のうぐいす作品より薄めのような気もします。

ホラーが好きな方でもスプラッタ描写は苦手な方にはおすすめしづらいですが、個人的には好きな作品集ですね。

叶うなら「フロイトシュテインの双子」の続編がもっと読みたいなと思いながら今回はこの辺で!