私は君を泣かせたいを読みました
今回は文尾文先生の「私は君を泣かせたい」のご紹介です!
この物語は他人に本音を見せずに学校生活を送る女子高生・羊と、同級生のヤンキー少女・ハナが偶然人気のない映画館で鉢合わせたことに始まる青春ストーリー!
人間関係をそつなくこなしつつも誰にも心を開いていないため特に親しい友人を作ることのなかった羊が、映画中に大号泣するというハナにとって知られるのが屈辱的すぎる弱みを握ってしまったばかりに(あれ?これ本来なら逆なんじゃない?)悠々自適に楽しんでいた部活に止まらず悪目立ちしないことをモットーとしていた学生生活まで自分の思惑通りいかなくなってしまうのが面白いのです(ドS的観点)。
ハナはスカジャンを制服の上から羽織るという典型的なヤンキースタイルで、口も悪いけど意外と素直なところがあって…
そんなギャップにやられちゃいますね。
後に二人と仲良くなる姫ちゃんと葵ちゃんとのやり取りもとても好きです!!
友達が増えてもなんていうのかなあ…
羊とハナの二人は特別な感じがして良いんですよねえ。
羊の不器用さだったりに胸が苦しくなることもありますが、最後まで読めて本当に良かったと感じております。
これの主題は…百合…なのかな??
私的にはこれくらいライトな関係でも百合を感じてキュンキュンできました(そこをどう取るかは人によると思われます)。
叶うことならもっともっと二人のやり取りを見ていたかったなーと思える全三巻でございました(多分もっと読みたいと思える終わり方をしてる作品は良作なのだと思います)。
こちらのお話とてもおすすめです😊
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