しおたろうの気ままな生活

レビューを書いたり、好きなアイドルについて語ったり、はたまたメンタルヘルスについて認めたりするごった煮みたいなブログです

ピリアーとエロスのあいだを読みました

今回は寄田みゆき先生の「ピリアーとエロスのあいだ」をご紹介します!

 

ピリアーとエロスのあいだ① (百合/172p)

ピリアーとエロスのあいだ① (百合/172p)

 
ピリアーとエロスのあいだ② (百合/158p)

ピリアーとエロスのあいだ② (百合/158p)

 

 

こちらは様々な作家さんの百合を楽しめる自主制作コミック「ガレット」に連載されていたお話です。

 

簡単な内容説明です。

 

いつも女の子相手に報われない片想いばかりしてきたくるみと、彼氏を取っ替え引っ替えしていることで有名な二階堂さん。

 

決して接点の無さそうな二人でしたが、ある日消しゴムを忘れた二階堂さんにくるみが消しゴムを貸したことから物語は始まります。

 

その消しゴムには片想いの相手と両想いになるおまじないがしてあって、二階堂さんにそれがみつかってしまうのです。

 

くるみの好きな人は二階堂さんで、それを知った二階堂さんは丁度フリーだったのもあり「私のこと好きなら付き合おうか」というようなことを言って二人は恋人同士になります。

 

くるみは彼女と付き合えることになって幸せいっぱいで親友の響ちゃんに報告しますが、二階堂さんの素行の悪さを知っている響ちゃんはいつか彼女がくるみを傷付けるんじゃないかと気が気じゃありません。

 

実は二階堂さんにはかつて失恋して諦めきれずにいる幼馴染がいて、半分彼への当て付けもあって色んな人と付き合っているのでした。

 

くるみの優しさに惹かれる反面、何かある度くるみと一緒にいるのに幼馴染の彼を思い出してしまう二階堂さん。

 

響ちゃんから「本気じゃないならちょっかい出さないで」と釘を刺されたこともあって、二階堂さんはくるみと別れようとするのですが、くるみはそれを受け入れようとしなくて…

 

簡単にまとめるとこんな感じでしょうか??

 

くるみは元々女の子が好きで、二階堂さんはストレート。

 

好きになる相手が自分のことを好きになってくれるというのは凄く奇跡みたいなことだと私も思っているので、くるみの過去のうまくいかなかった片想いは、苦しい気持ちが伝わってきて胸が痛かったです。

 

ノンケに片想いってしんどいよね🥲

 

親友の響ちゃんは二階堂さんに対してかなり辛辣なイメージを持っているようですが、そんな二階堂さんもくるみに接している時は優しいし決して悪い子ではないんですよね…

 

あらすじでなんとなく察した方もいるかと思いますが、男の影がある系の百合作品なので苦手な方はご注意ください。

 

幼馴染によって二階堂さんの心が揺れ動く様とか、正直胃が痛かった…

 

でも凄く丁寧に描いてくださってる(絵もストーリーも)のが伝わってくるので、最後まで読めて良かったと読み終わった時に感じられるお話でした。

 

「ガレット」でずっと追いかけてたんですけど、改めて単行本でまとめられたものを読めて幸せです☺️

 

描き下ろしページもあるので「ガレット」で最後まで読んだよという方もこの作品が好きならば単行本を読むことを是非オススメしたいと思いました。

 

くるみと二階堂さんの恋の行方はどうなるのか…?

 

是非その目でお確かめください😊

 

オススメです!